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KATA -Karate x Digital Technology

コンサート:空手× デジタルテクノロジー「KATA」

2021年9月5日公開

動画配信

空手は戦後日本からアメリカに伝わった文化の中でも最も古く、日米交流の象徴とも言える武道です。空手にインスパイアされた作曲家のジーン・コールマンとそのチームはデジタル技術を用いてパフォーマーの動きや脳波を読み取り、そのデータを基に楽曲『KATA』を構築しています。日本の武道と音楽といった伝統的な表現と、脳波スキャナーといった最先端の技術を組み合わせて誕生する、新時代のコンテンポラリーミュージック・コンサートです。

 

2022年9月28日、『KATA』のワールドプレミア上映&特別ライブパフォーマンスイベントを国際文化会館にて行います。

 
特設ウェブサイト(英語) / Instagram
 


 

Artist

ジーン・コールマン (Gene Coleman)

音楽家、作曲家、音楽ディレクター。2013年アメリカン・アカデミー(ベルリン)フェロー、2014年グッゲンハイムフェロー。楽器やメディアを多様に用いて聴覚、視覚、空間、時間を操り、世界に対する認識力を深める。これまでに70以上の作品を手掛け、近年は科学、建築、映像、舞踊の発達により文化と音楽との関係性が変わってきたことに注目している。シカゴ美術館付属美術大学にて絵画、音楽、ニューメディアを学ぶ。

genecolemancomposer.com

Collaborators

中村明一(なかむらあきかず)

横山勝也師、多数の虚無僧尺八家に尺八を師事。米国バークリー音楽大学、米国ニューイングランド音楽院大学院にて作曲とジャズ理論を学ぶ。自ら極めた日本古来の呼吸法「密息」、「循環呼吸」、「倍音」を駆使。虚無僧尺八音楽をライフワークとしつつ、ロック、ジャズ、現代音楽など幅広く活躍する。外務省・国際交流基金の派遣・海外からの招聘など、世界40か国、150都市で演奏。文化庁芸術祭レコード部門優秀賞など受賞多数。CD12枚、著書3冊がある。東京学芸大学、山梨学院大学等講師。日本現代音楽協会会員。明暗流・琴古流尺八以心会主宰。

akikazu.jp

鶴澤三寿々(つるざわさんすず)

義太夫三味線方。東京藝術大学にて音楽学修士号を取得。東京音楽大学にて教鞭をとる。2018年重要無形文化財「義太夫節」(総合指定)保持者に認定。2019年に国際交流基金の助成を得てNY、ボストン、トロントにて公演。現代音楽プロジェクトにも参加している。

アダム・ヴィディクシス(Adam Vidiksis)

フィラデルフィアを拠点に活動する作曲家、指揮者、打楽器奏者、技術者。テンプル大学ボイヤー音楽・ダンス学部音楽テクノロジー科、作曲科准教授。NYUにて修士、テンプル大学にて作曲博士号を取得。リアルタイム・オーディオプロセッシングを用いることでライブ・デジタルパフォーマンスにおける操作方法を確立、また機械による即興音楽の手法も模索している。

vidiksis.com

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